800点対策

TOEIC800点を短期間で取得するための勉強法と25の攻略テクニック

TOEIC800点ともなると英語レベルで言うと「中級〜上級の入り口」くらいでそう簡単に取得できる点数ではありません。覚えるべき事も多いし、問題処理速度をあげる必要もあり、総合的な力が試されるところです。

一方、TOEICは攻略テクニックをある程度身につけているだけでもスコアをある程度あげることができるのもよく知られたことです。今回はTOEICテストで800点を目指す方向けに、各パート別ポイントと25の攻略テクニックを紹介します。TOEICの勉強をする時はぜひ今回紹介するポイントを意識しながらやってみてください。必ずTOEICの点数はアップするはずです。 

TOEIC800点とはどのくらいの英語レベルか?

実際に800点のスコアを保持している人はどのくらいの英語ができるのでしょうか。TOEIC公式サイト(参考:TOEIC公式サイト スコアの目安)によると

  1. 英語で書かれたインターネットのページから、必要な情報・資料を探し収集できる
  2. 職場で発生した問題点について議論をしている同僚の話が理解できる

とあります。実際に海外志向の会社が設定するような目標スコアも800点程度となっていることが多いですね。つまり、英語を使って仕事ができる素地のある人材だと認めてもらうための「運転免許証」がTOEIC800点だといえます。

ではこれからTOEICテストで800点を取得するための勉強のポイントと攻略テクニックをパート別に紹介していきます。

TOEICパート1:勉強法と攻略テクニック

パート1(写真描写問題)では人物や風景の写真が出題されます。人物の場合、動作や行動、着衣などを確認しましょう。風景の場合、写っている場所やモノなどをチェック。複数のものが写っている場合は、位置関係が描写されることがあります。

パート1の勉強をする時は常に以下の5つを意識しながら進めてください。

  1. 動詞の時制問題は要チェック
  2. 不正解の選択肢を見極めよう
  3. 目的語までしっかり聞こう
  4. 「そうとも取れる」は正解
  5. 難しい単語も消去法で対処する

1.動詞の時制問題は要チェック

パート1は語彙力が決め手になるパートですが、ひとつ必須の文法事項があります。それは

  1. be being 過去分詞
  2. have been 過去分詞

の2つの違いです。1.は「〜されているところ」という意味で進行中の動作を表し、2は「〜された」という意味で完了した動作を表します。beenは「ベン」のように短く、低いトーンで発音されるので聞き取りにくいですが、beingは「ビーイン」のように長めにはっきりと発音されるので、beingの有無でどちらの時制なのかを聞き分けるようにしましょう。

1が正解の場合に適切な写真は、ひとが何かをしている最中のものです。一方、2が正解の場合は、物が並んでいるなど、静止状態の写真のはずです。

2.不正解の選択肢を見極めよう

パート1の典型的な不正解に、She’s putting on a coat. のような文があります。put on ~ は「~(衣類など)を着る」動作を表すので、be putting on は「今まさに~を着ているところ」という瞬間を表します。これを写真で「脱いでいるところ」と区別させるのは難しいこともあり、be putting onは、パート1では不正解の選択肢としてのみ使われるというセオリーがあります。

同じ理屈で、ネクタイを身に着けた状態の男性の写真に対し、He’s trying a necktie.(彼はネクタイを結んでいるところだ)も不正解になります。知っていればなんということはないのですが、こうした不正解に引き寄せられる人がとても多いので、注意しましょう。

3.目的語までしっかり聞こう

パート1の不正解選択肢の中には、部分的に写真の描写として適切な語句を含むものがあります。例えば、男性が書類に目を通している写真に対して、He’s reading a signboard.という描写はsignboard(掲示板)という単語のみが不適切で、ほかには問題がありません。

主語と動詞を聞き取った段階では正解かどうかは判断できないので、目的語までしっかり聞くようにしましょう。パート1では発音の違いがポイントになる問題も出題されます。例えば、car と cart や walk と work のような、紛らわしい発音の聞き分けを求めるような問題です。英語ネイティブのようにきれいに発音できる必要はありませんが、音の違いを知るために、真似をして発音する練習は効果的です。

4.「そうとも取れる」は正解

パート1には推測を必要とする問題が含まれます。例えば、着席した人々の前で女性が話をしている写真に対して、Some people are listening to a presentation. と描画する文があれば、それは正解と判断しなければなりません。実際には、プレゼンテーションをしているのかどうか、写真からは断定できませんが、部屋の様子などからプレゼンテーションと推測できるのであれば、そのように判断することが求められます。

同様に、屋内で商品が陳列されている写真であれば、Some items are on display at a shopping mall.(いくつかの商品がショッピングモールに展示されている)という描写は、正解と解さなければなりません。パート1では「そうとも取れると思ったら、正解」なのです。

5.難しい単語も消去法で対処する

パート1の終盤では、難度の高い単語が使われることがあります。

  • awning(日除け)
  • canopy(テントのような覆い)
  • cooking utensils(調理器具)
  • be propped up against ~ (~にもたせかけている)
  • disassemble(〜を分解する)
  • stroll(歩く)

などは、出題さたことがある難易度が高い語句の例です。正解と思われる選択肢に難度の高い単語が含まれていて、意味が不確かな場合は、消去法に頼るしかありません。私自身、テストで写真の中央にオフィス用のデスクがおいてある写真が出た時、正解と思われる選択肢の主語が workstaion という未知の単語だったことがあります。確信はもてませんでしたが消去法で正解。ちなみに、workstationはパート1では「作業机、デスク」の意味で出ます。

TOEICパート2:勉強法と攻略テクニック

パート2(応用問題)は問題文、選択肢が共に問題用紙に書かれていないため、耳だけが頼りとなり、集中力が求められるパートですが、WH疑問文、YES/NO疑問文の割合が高く、一部を聞くだけで選択肢を絞り込むことができます。

パート2の勉強をする時は常に以下の5つを意識しながら進めてください。

  1. 似た単語が入っていたら不正解
  2. 選択肢を聞くだけでも絞りこめる
  3. 正解の可能性が高い表現とは
  4. 申し出や否定疑問の表現は頻出
  5. 間接的な応答も正解の範囲内

1.似た単語が入っていたら不正解

パート2には2つの代表的な攻略法があります。1つ目はWH疑問文に対する応答にYES/NOで始まるものがあれば消去するというものです。例えば、「誰が事務用品を発注担当者ですか」という質問に対し、「はい、〜」という答え方はできません。

2つ目は最初の投げかけ文(疑問文又は平叙文)の中の単語と同じ、または似た単語が入っている応答は、不正解の可能性が高いというものです。例えば、疑問文に office supplies(事務用品)という単語が入っていて、応答の選択肢に supplier(供給業者)という単語が入っていたら、その選択肢は不正解の可能性が高いと推測できます。

これは、意味を理解できない受験者は、投げかけ文中の単語と似た単語を頼りに選択肢を選びたくなるという心理効果を考慮して、TOEICの問題が作られていることに由来します。

2.選択肢を聞くだけでも絞りこめる

Whyで始まる疑問文には、名詞句で答えることができません。正解の応答は、必ず文か To 不定詞 の形が正解です。例えば、「なぜリーさんはオフィスにいるのですか」という質問に対し、単語や名詞のかたまりだけで応答することはできません。よって、そのような選択肢があれば、即座に消去しましょう。

平叙文に対しても、名詞句だけの応答は不可なので、文の応答以外は消去しましょう。主語と動詞があるかないかを聞き取るだけで、2択に絞り込めたり正解が選べたりする問題が少なからず存在するので、ぜひこの攻略法を活用してください。

3.正解の可能性が高い表現とは

not until や only, just がつく応答は正解のことが多いというセオリーを紹介します。When ではじまる疑問文に対する応答の中に、Not until ~. という選択肢があれば、それは正解の可能性が高いといえます。

例えば、When will the construction in the parking lot be complete?(いつ駐車場の麹は終わるのですか)という質問に対し、Not until next Wednesday.(来週のす水曜日まで終わらないよ)というような応答は頻出パターン。

Is there a discount on admission tickets?(入場券に割引はありますか)という疑問文に、Only on weekdays.(平日だけはあります)やJust for groups.(団体向けだけはあります)のように答える応答もよく用いられますので、覚えておきましょう。

4.申し出や否定疑問の表現は頻出

パート2はパート3,4に比べると会話が圧倒的に短いので、文脈からの推測が利きません。なので、音の聞き取りに対する依存度が高まります。ほんの1~2語が聞き取れないだけで、正解できる可能性がかなり低くなることもあるので、気が抜けないパートです。馴染みがない表現というのは聞き取っても瞬時に認識することが難しいものです。

Do you want me to ~?(私に〜してほしいですか)という申し出の表現や Haven’t we ~?(まだ私たちは〜していませんでしたか)やWasn’t the delivery supposed to ~?(配達は~することになっていたのではないですか?)などの否定疑問文は、初級者と中級者をふるいにかけるために頻繁に出題されている表現のひとつです。

5.間接的な応答も正解の範囲内

新形式TOEICによりauthentic(実際的な)会話が取り上げられた結果、パート2は従来よりも若干間接的な応答が増えました。それらは単語単位の聞き取りだけで機械的に解くやり方は通用しません。どのような問題であろうと柔軟に対応するためには、発言から会話の状況と話し手の意図を理解する必要があります。

例えば、「stapler(ホチキス)持ってる?」と尋ねる人は、紙をホチキスで留めたいと思っているはずだと推測できます。すると「その書類はこのフォルダーに入れたら良いよ」という間接的な応答も正解の範囲内だと判断できます。

従来からの攻略法は全て有効ですが、そればかりに意識が集中してはいけません。攻略法は無意識に運用できるまで練習を繰り返しておき、解答中は会話の内容にフォーカスできるようにしましょう。

TOEICパート3&パート4:勉強法と攻略テクニック

新形式のTOEICではパート3(会話問題)で3人の会話を聞いて答える問題が新たに出題されています。またパート3,、パート4(説明文問題)ともに、図表を見て答える設問、表現の意図を問う設問が出題されるようになりました。ここではパート3とパート4攻略のコツをまとめて紹介します。

パート3・4の勉強をする時は常に以下の5つを意識しながら進めてください。

  1. どこまで「先読み」するか
  2. 問題のパターンを知っておこう
  3. 「意図問題」を攻略するには
  4. 何を聞き取るべきかを判断
  5. リスニングではWhyを意識

1.どこまで「先読み」するか

音声が流れる前に設問に目を通しておく「先読み」はほとんどの受験者が使っている受験テクニックです。中には選択肢まですべて目を通してから音声を聞くという解き方をしている人もいます。選択肢も全て先読みすることのメリットは、会話やトークの中に正解の選択肢に含まれるダイレクトに出てきたときに、即座に正解が選べることです。

デメリットは不正解も含めてたくさんの文字を読まなくてはならないので、無駄が多く、体力を消耗してしまうことです。自分にとってやりやすい方法を見つけましょう。ただし、先読みに頼らなくても正解が選べるレベルの聴解力を身につけることは、長期目標として念頭においておくべきでしょう。

2.問題のパターンを知っておこう

1問目には会話やトークの概要を問う、いわゆる「森問題」がよく用いられます。森問題は解くためのカギとなる表現が冒頭で述べられることが多く、またそれ以降にもヒントが散りばめられていることがあるので、3問の中では最も易しい問題です。

2問目と3問目には、より個別具体的な情報について問う「木問題」が続きます。森問題の次に易しい問題タイプは、3問目の定番の一つである「次の行動」を問う問題です。「女性は次におそらく何をしますか」というようなこの設問のカギは、ほとんどの場合、会話やトークの終盤で述べられているので、照準を合わせやすいのです、

設問文は一目で意味がわかるようにしておけば、先読みをする際に特殊な設問を重点的に見ることができ、すべての問題のカギを待ち受けて聞けるようになります。

3.「意図問題」を攻略するには

パート3&4では、話し手の発言の一部を引用してその意図について問う、いわゆる「意図問題」が出題されます。選択肢には、引用されている発言単体の解釈としてなら成り立つものが多く含まれているので、正解を選ぶためにはコンテクスト(文脈)の理解が求められます。これは多くの場合、複数の文を聞き取らなくてはいけないということを意味します。

また、例えば「私が代わりに会議に出ましょうか」という申し出に対する「もし構わないのであれば」という応答のように、一部が省略された発言の意味が問われることもあります。コンテクストを追い、かつ明確に言葉で述べられていない部分を思考で補うという「積極的なリスニング」を心がけましょう。

4.何を聞き取るべきかを判断

パート3&パート4のグラフィック問題は、聞き取った情報と図表をかけ合わせて解答させる問題です。この「かけ合わせ」という性質があることから、「図表は選択肢と共通でない部分に注目する」という攻略法が有効です。

図表と選択肢には、多くの問題で共通部分があります。例えば、会議のタイムテーブルに時刻と発表者の名前が2列4行で並んでいるとしましょう。ここでもし設問の選択肢に発表者の名前が並んでいれば、音声の中で述べられるカギは時刻だとわかります。なぜなら、名前を音声で言及してしまうと図表を見なくても問題が解けてしまうからです。

よって、選択肢と共通ではない部分、つまり時刻の方を見ながら音声を聞くと、スムーズに解答できるというわけです。

5.リスニングではWhyを意識

パート3&パート4で800点ラインの正答数を得るためには、一度しか述べられない詳細情報をキャッチさせる問題や、複数箇所にある情報を関連付けさせる問題などの高難度の問題にも正解する必要があります。そのためには、「頭のなかで話を再構築できる」レベルをめざし、5W1Hの要素を意識して、会話やトークを要約するように聞くアプローチが有効です。

中級以上の学習者の皆さんは、特にWhyを意識してください。会話やトークに登場する話し手には「話す目的」があります。「なぜそれに言及しているのか」「なぜそれをするのか」などの問いを常に念頭に置いてリスニング取り組みましょう。情報を点の羅列ではなく、線のようにつながりのあるものとして頭に残すことができるようになります。

TOEICパート5&パート6:勉強法と攻略テクニック

パート5(短文穴埋め問題)とパート6(長文穴埋め問題)は先に、選択肢に目を通し、「文を読まずに解く問題」か「文を読んで解く問題」かを即座に判断しましょう。ただしパート6には文脈を理解しないと解けない問題も出題されます。ここではパート5とパート6攻略のコツをまとめて紹介します。

パート5・6の勉強をする時は常に以下の5つを意識しながら進めてください。

  1. 全体を読まなくても解ける問題
  2. 中級者によくあるミス
  3. 単語は文単位で覚えると効果的
  4. パート6は通し読みが得策
  5. 前後関係を表す語句がカギになる

1.全体を読まなくても解ける問題

パート5&パート6において重要なのが時間管理です。パート5は1問平均20秒、パート6は1問平均30秒(文選択問題は1分)、両パート合計で20分以内に解答をすることがリーディグセクションを時間内に完走するためには必要です。

しかし、ただ焦っても問題が早く解けるわけではありません。代わりに、パート5に多く出題される、全文を読まなくても解ける問題を見極めることが重要です。そのためにはまず、選択肢を見ます。選択肢に語形変化しただけの単語が並んでいる場合は、文法の知識を問うタイプの問題なので、まずは文の意味は置いておき、形から正解を特定できるかを考えましょう。そうすることで大幅に解答時間を短縮できます。

2.中級者によくあるミス

問題数が多いTOEICでは、問題のポイントを見極めて効率よく解答することが求められます。しかし逆説的なことにTOEIC対策をある程度行ってきた中級者が犯しがちなミスは、全ての選択肢に目をとおしていないことや、問題文を部分的に見すぎていることに起因します。

例えば、複数形の名詞の直後に動詞を補う問題で、三単現のsが付いていない動詞を選んだところ、実は主語はA of B の形になっており、Aの部分は単数形だったというミスがよくあります。パート5&6には、読み方が浅い人向けのトラップが仕掛けられています。

正解に確信が持てない場合は、読む範囲を少し広げたり、他に正解の候補になり得る選択肢はないかを確認しましょう。

3.単語は文単位で覚えると効果的

パート5&パート6の問題の半数程度は語彙問題ですが、その中には語句の「意味」よりも「使い方」を問う、いわゆる「語法問題」があります。この語法問題には単語単位で意味を暗記しただけでは対応できません。

例えば、main(主な)という単語は、Ms. Jones was —– to the success of the project.の空所に補うことができるでしょうか。実は、mainは名詞の前でしか使われない形容詞なので、空所には入れることはできません。main purpose (主な目的)や main features(主な機能)などのフレーズで使い方を習得していれば、先の空所の位置に違和感を覚えるはずです。

頻出単語を単語単位で暗記する方法を選びがちですが、語法も含めた語彙力を考えると、文以上の単位で英語に触れるほうが効果的と言えます。

4.パート6は通し読みが得策

パート6は文脈の理解を要求する問題が半分以上を占めるので、パート5とは異なり、問題文は頭から通し読みするのが得策です。設問に絡んでいなくても冒頭部分には目を通し、その文書の主旨や状況を把握するようにしましょう。

品詞や前置詞が問われていれば、パート5と同じ要領で解くべきですが、他の多くの問題では、空所を含む文以外の箇所も参照することが求められます。文脈の理解を問う問題の代表的なのものには、however や moreover のような接続副詞、it や your などの代名詞、動詞の時制の問題があります。語彙問題の多くも文脈で解くタイプです。

5.前後関係を表す語句がカギになる

パート6の文選択問題は、空所の前後に加え、文の選択肢も読む必要があるので、通常の問題よりも解答に時間がかかることを想定しなければなりません。しかし、正解を示唆する便利なカギが用意されていることがあります。

それは this や it, also のような前後関係を表す語句です。そのような語句が選択肢の中にあれば、それが指すことができる対象が空所の前にあるかどうかを確認しましょう。不正解の選択肢にも、そういった前後関係の不一致で消去できるものがありますが、多くのものは、文書の内容に合致しないことが不正解の根拠になります。

例えば、新社屋への移転についての通知文書なのに、求人について述べる選択肢が混ざっていれば、それは不正解と判断できます。このような選択肢を排除するためには、文書の主旨を理解する必要があります。読み飛ばさず頭から着実に読み下すようなアプローチが適切です。

TOEICパート7:勉強法と攻略テクニック

パート7では手紙やEメール、メモ、広告、インスタントメッセージやオンラインチャット形式などの文書が出題されます。新形式問題では3つの文書を読んで答える問題も追加されました。問題を先に読み、必要な情報を素早く探し出す力が求められます。

パート7の勉強をする時は常に以下の5つを意識しながら進めてください。

  1. 文書は通し読みが効率的
  2. メリハリを付けて文書を読む
  3. 拡大解釈に気をつけよう
  4. 文脈の理解が問われる新形式問題
  5. 3文書問題のアプローチ法

1.文書は通し読みが効率的

TOEIC800点を達成するために必要な正答数を得るためには、パート6と同様に、パート7でも文書を通し読みするアプローチをお勧めします。設問を起点として、文書中に必要な情報を検索する解き方で効率よく正解が解ける問題は限られており、他の多くの問題は文脈の理解を要求します。よって、800点を取得するためには、読み通しの方が効率が良いと言えます。

パート5&パート6の46問を20分以内に解くことができれば、パート7の54問に55分を残すことができます。つまり、1問平均1分です。文書を通し読みし、この制限時間内に解答を終えることができる読解スピードを身につけるよう、日頃の練習の時から意識しておきましょう。

2.メリハリを付けて文書を読む

読解スピードをあげるためには、「誰が」「何を」「どこで」のような5W1Hに関する情報を正確に読み取って整理することが重要です。これができない状態で急いで読もうとしても、目が上滑りしているだけで、設問を解く際にはまた文書に戻らなければならなくなります。また、補足的な情報の存在に気づき、そこはさっと流すというメリハリも重要です。

1つの文書を読む時は、冒頭部分はゆっくりと慎重に読み、場面や状況がある程度わかってきたらテンポをあげるように心がけましょう。何が書いてあるかわからない状態では、読むスピードは上がりませんので、最初は少々時間をかけてもかまわないという気構えで読むと、落ち着いて内容把握に集中することができるでしょう。

3.拡大解釈に気をつけよう

中級以上の受験者に多いミスのパターンは、拡大解釈です。例えば、文書に「X社はバンクーバーで創業した」と書いてあるとしましょう。X社について述べられていることを問う設問の選択肢(A)「バンクーバーに本社がある」は正解でしょうか。これだけでは情報が足りず、(A)が正解とは判断できないので、他に情報がないかを確認すべきです。しかし、「創業地=現在の本社所在地」と拡大解釈してしまうと、不正解を選んでしまう危険性があります。

こういった整合性の判断は少し時間をかけても慎重に行いましょう。その時間を確保するためにもメリハリとテンポある読解術を身に着け、必要に応じて補足的情報を探る時間を確保する必要があります。

4.文脈の理解が問われる新形式問題

シングルパッセージに付属する意図問題と位置選択問題は、どちらも文脈の理解の要求度をあげるために2016年5月の新形式テストから導入されました。意図問題はテキストメッセージ・チェーンやオンラインチャット・ディスカッションに付属し、口語的な表現について問うことが多いのですが、その表現自体の意味を知っていることよりも、やりとりの流れを理解できているかを問う事に主眼がおかれています。

位置選択問題は、ある文を文書内のどこに挿入するかを当問題形式で、段落構成や要求→理由、概要→例示のような流れを把握できているかどうかを問うものです。the や this, one more などの先行する文との関係を示唆する語句があれば、ヒントとして活用しましょう。

5.3文書問題のアプローチ法

トリプルパッセージの問題では、2文書を参照するタイプの解答のカギがどの文書にあるか分からず、迷子になってしまうことがあります。これを防ぐために、第1、第2文書を先に読み通してから、5つの問題に解答するという方法があります。これなら、設問を解くための情報が不足していると気づいた時点で、それはまだ読んでいない第3文書に記載があると特定でき、情報検索の手間が省けます。ただし、この攻略法は2つの文書を読んだ時点で終了時刻を迎えてしまいそうな場面では使えないのが難点です。

もう一つの方法は、、3つの文書の概要と、どの段落がどういう情報を含んでいるのかを俯瞰的に把握してから設問に取り掛かるというアプローチです。文書を読む作業が二度手間になりがちというデメリットはありますが、ピンポイントで情報を問う問題が多ければ、効率よく回答できるはずです。

「スタディサプリ英語」が30日間使い放題!!

スタディサプリイングリッシュ 「スタディサプリ英語」は日本人が一番苦手とする「スピーキング」と「リスニング」を最短で身につける事を目的とした英会話アプリで、ダウンロード数100万越&AppStore教育カテゴリランキングでも堂々の1位獲得。おすすめのアプリです!!
通常のおためし期間は1週間となっていますが、当サイトで限定配布しているキャンペーンコード「TRY2016」を利用して申し込むと、期間が30日間に延長されます。(2016となってますが今も使用可能です)

会員登録時に出てくるキャンペーンコード入力項目に「TRY2016」と入力してください。

登録後1ヶ月以内の解約なら請求が発生することはありません。

まずは無料ではじめてみましょう!

無料でスタディサプリ英語を30日間体験する

30日間無料で使えるクーポン「TRY2016」配布中!!

あわせて読みたい
スタディサプリ英語を1年間受講した結果が凄すぎた【評判・効果・口コミ】スタディサプリENGLISH(英語)の評判と口コミまとめ。1年以上受講してTOEIC800点を突破した使い方も紹介。当サイト限定で30日間無料ですべての機能が使い放題のキャンペーンクーポンも配布中。途中解約しても課金はナシ!!...

この記事が気に入ったら
いいね!しよう


英語学習のヒント発信中。Twitterでフォローしよう!